記憶する技術

「記憶する技術」
近年、「覚えられない」という相談にくる生徒が増えました。しかし、よくよく聞いてみると、「覚える努力をしていない」ケースがほとんどです。ただ、ボーッとみているだけなのですから。はっきりいって、怠けていますよ、それは。そして、ノートに絵など書いていたら最悪です。そういう生徒は典型的な勉強ができないタイプです。IQが180あれば、別でしょうけれどもね。
 いろいろと、覚える工夫が大切ですよね。たとえば、
○ノートをつくる。
○聞きながらメモをとる、書き込む、付箋をはる。
○繰り返し紙に書く。
○繰り返し音読する。
○問題集でテストしてみる。
○疑問点はすぐに調べて、メモする。
という、このような地道な作業が大切です。以前は、このようなことを説明しなくても、暗黙の了解で済んだことなのですが、最近はこのようなことを説明しないといけなくなってきました。嘆かわしいことです。学校の先生方に、ぜひこの点をしっかりと指導してもらいたいと思います。