「八」と「九」

「八」と「九」
「一、二、三、四、五、六、七、八、九、十」と数えていきますね。「十」は二桁になるので、「八」と「九」が最高数となります。「八」は「陰」の完成数で、「九」は「陽」の完成数です。そのため、長寿の祝いをするのは、「九月九日」で「陽」が重なるので「重陽節句」といいます。また、聖徳太子は、「八」(陰)と「九」(陽)を足して「十七」として、「十七条憲法」を制定しました。「八」と「九」はいろいろな意味合いがあるものです。西洋では「九」は「理想」を示したり、魔よけを示す数字です。