読書論

斎藤一人の読書論
納税番付で常に上位に入る斎藤一人氏は、たいへんな読書家で「軽めの本なら一日一冊読む」という人物です。彼の読書論で気になった箇所を二点ほど紹介します。
○しっかりと自分の的をしぼって、どうやって人は生きるべきかをまず考えて、それに必要なものをやる。
○自分の仕事に関連する本は、すべて読むくらいでないと本物になれない。
斎藤一人氏は、オカルト的な神頼みをする人物ですが、これだけ徹底する覚悟があれば、神頼みも効果的で出世するでしょうね。何事も見えない努力は必要ですね。

望月俊孝の読書論
レイキやフォトリーディングの世界で有名な望月俊孝氏は、次のように読書の方法を説いています。積極的で、効果的な方法だと思います。
1テーマを持って読む。
2アウトプットを前提に読む。
3八十対二十の法則から、重要な二十パーセントを素早くみつける。
4受身でない積極的な読書をする。
5繰り返し読む。
6思考パターンを変えるための読書をする。
7モデルとする人に自分をオーバーラップさせて読む。

ハイブロー武蔵の読書論
○どれだけ自分に多くの正しい情報・智恵・言葉を注入するかで、どういう自分になるかが決まる。
○心が高まる本、生きる喜びを知る本を読んでほしい。
○目標がない人は、結局目標にある人に使われる。
○なりたい自分になれる読書術
1自分の好きなタイプの書棚を備える
2気になった本は迷わず、どんどん買う。
3好きな著者をもつ。その著者の本をくり返し読む。
4好きな言葉、好きな文章を書き移す。

七田眞の読書論
○書を読めば万倍の利あり(『古文真宝』)
安岡正篤の本は、心を磨くのによい。
○ドイツの学者オスワルトの「偉人や成功者たちの共通の条件」
1プラス思考
2読書
○本は広く読むのがよい。月に30から50冊の本(ビル・ゲイツ
○伝記は、魂に大きな火を灯す
○「智恵は他なし。書を読むと読まざるにあり」(『呻吟語』)
○新しいアイデアとは、既存の情報の、まったく新しい異種結合である(仏・ポアン・カレ)
○群書を雑看する勿れ(古賀穀堂
○多読と精読
○小説などむさぼり読むな
○成功者の特徴
1瞑想する習慣がある
2メモ魔である
○座右の書を持つ
古典がよい
○生きた読書
○少にして学べば、則ち壮にして為すこと有り。壮にして学べば、則ち老いて衰へず、老いて学べば、則ち死して朽ちず。(佐藤一斎『言志四録』)