「連歌」について

○「連歌について」
 「連歌」には、「短連歌」と「長連歌(鎖連歌)」とがあります。「短連歌」は「五七五(上の句・長句)」と「七七(下の句・短句)」とを二人で分担して詠む形式です。これが「長連歌(鎖連歌)」になると、複数で分担して詠むこととなり、最初が「五七五」(発句)、次が「七七」(脇句)、これを繰り返して最後が「七七」(挙句)でしめる百韻形式が基本となります。
 日本の古典の韻文は、「和歌」、「連歌」、「俳諧」という順番で流れを整理することができます。