2012-01-01から1年間の記事一覧
(ふくらはぎマッサージの魅力) この数年、ふくらはぎマッサージが雑誌の特集で組まれることが多くなり、私も久しぶりに石川洋一博士の「ふくらはぎマッサージ」を思い出しました。現在の日本の医療費は、すさまじい金額に上ります。安易に薬を処方しすぎる…
研究発表で、富山に来ています。富山の産み出した偉人、「山田孝雄(やまだよしお)」の出身地です。富山市立図書館に山田孝雄の蔵書と著作が納められています。あまり引用されることはありませんが、堀重彰の本が蔵書の中に置いてあり、驚きました。ちょうど…
日本シリーズの日ハムの栗山監督の言語センスは、卓越していますね。NLP心理学という、カリスマ的なカウンセラーの言語を分析して 成立した実践心理学がありますが、まさに、その言語法則と一致する言語センスです。言葉は人をやる気にもさせますから、言語…
このところ、11月2日の富山大学での研究発表「近代文法学史における受身と状態性-山田文法を中心に−」に向けて準備しており、非情の受身や山田孝雄についての理論を調べていました。その中の参考文献をあげておきます。 参考文献三矢重松(1908)『高等日本…
ブログの紹介の続きです。 【 樹門派(霊遺伝姓名学) 】 樹門幸宰氏が30年の年月をかけて完成させた姓名学で、親によってその名前を授かったのは偶然ではなく先祖の因縁などによって必然的にその名前になったという宿命論的な姓名学。天・人・地・外格の4…
九天玄学会のブログに、姓名判断の流派がコンパクトにまとめられていたので、引用してみます。 【 根本派 】 古い姓名学派で近年では根本圓通氏が有名。天格、地格、総格の三格で見るもので、天16地16総32は全て吉数だが、このような天地同数は「天地衝突」…
近藤泰弘と尾上圭介−状態性をめぐって近藤泰弘(2000)は、 意志動詞とはその動詞で示される動作に対して通常の意味での動作主がある動詞である。それに対して無意志動詞とは、その動詞は動作を示さずある様子や状態の対象であるようなものである。先に示し…
小説家の檀一雄は、食にこだわりのあった方で、その料理には定評があり、安い素材で、おいしいものを作るので有名で、連載していました。それを本にしたのが、『檀流クッキング』(中公文庫)です。エピソードや簡単な作り方も掲載してあり、面白い本です。
五味康祐[ごみやすすけ]−小説家と占い研究 直木賞作家で剣豪小説を得意としていた五味康祐がいました。五味康祐は晩年、手相・人相の研究でテレビにも出演していた占い研究家でした。『五味手相教室』『五味人相教室』『五味麻雀教室』(光文社)は三部作…
指・掌と健康 「指圧」ということを初めて提唱した、浪越(なみこし)徳(とく)治郎(じろう)氏は『老いをふき飛ばす指圧健康術』(青春出版社)の中で、指の役割について示唆的なことを述べています。 (親指) ○針先のような鋭いものに対して、敏感に反応する…
○遺伝と環境性格を決定するものは、古くから遺伝(生得説)であるか環境(経験説)であるかの問題は、論争がありました。結果的には、現在は、両方とも重要である、つまり、相互作用が働いている(相互作用説)という考えで落ち着いています。また、性格は遺…
超PSI仮説(超ESP仮説)とサバイバル仮説 霊魂の存在を認めるか否かは、超心理学の世界でも議論になるところです。 超ESP仮説(Super-ESP Hypothesis)とは、「死後生や霊魂の存在の証拠とされる心霊現象も、ESPや超能力によるものだと見なすことで、霊魂を…
明治期から昭和初期までの他の文法書明治期から昭和初期にかけての他の文法書の主なものとして、大槻文彦『語法指南』、草野清民『草野氏日本文法全』、吉岡郷甫『文語口語対照語法』、徳田淨『国語法査説』、堀重彰『日本語の構造』、保科孝一『日本口語法…
(ユングによる心の四つの機能) ○直感―火の星座に対応 衝動的・情熱的・行動力・冒険心・理想 ○感覚―地の星座に対応 現実・物質 ○思考―風の星座に対応 変化の激しさ・コミュニケーション・ ○感情―水の星座に対応 静か・情にもろい・好き嫌いが激しい
(サターン・リターンについて)幸運の時期には木星がその星座に入ります。それに対して、試練のときには土星がその星座に入ることになります。つまり、 ○幸運―木星 ○不運―土星 という大きな2つの視点で、ホロスコープのバイオリズムは成り立っています。中…
1 富士谷成章富士谷成章は、『あゆひ抄』において、受身・尊敬・可能・自発の助動詞とされる、「る」「らる」は「脚結」の中に分類されている。その「脚結」は「名に添加せず、立ち居する(活用する)語に添加する」ものと、「名に添加し、立ち居しない(活…
宿曜経占星術と開運法 宿曜経占星術を一般公開した小峰有美子氏は、宿曜経を用いながらの開運法として、次の二点を勧めています。仏教・密教・儒教的な視点といえますね。 1仏壇や墓参りなどで、先祖を崇拝する。 2文殊菩薩の真言を唱える。
十二支の文字盤の時計を買ってみました。時計に該当する「時刻×2」で、古典での時刻が出せます。 アナログ時計の針は、10時10分が一番きれいだといわれているため、時計店の時計は、10時10分が多いですね。
現代の超心理学−大谷宗司(防衛大学名誉教授)19世紀末サイキカル・リサーチ誕生を前にして、マイヤーズはシジヴィックとの対話の中で、ゴーストやスピリットなど不可視の世界についての新たな知識獲得の可能性と、その宇宙の謎の解明への寄与について論じ…
○超心理学について超心理学とは、未だに物理的には説明がつかない、心と物、あるいは心同士の相互作用を科学的な方法で探究する研究分野です。 代表的研究対象には、ESPとPK、そしてサバイバルがあります。ESPとは、他人の考えがわかるテレパシー、トランプ…
優先・後先・政治家的 よく、優先事項から処理するとよいといわれます。この考え方は、まっとうなものですが、ここに加えたい二つの事柄をジェームス・スキナーの本から学びました。一つは、後先事項で、これは後回しか、切ってしまってもかまわないものです…
メタモデルで聞き、ミルトンモデルで話す。 我々は、情報を「省略」「歪曲」「一般化」して話している。 メタモデル=メタ(上位・超越した・違うレベルの)+モデル ミルトンモデル=ミルトン・エリクソンの巧みな言葉づかいを体系化したもの ○メタモデル …
岩波書店の『広辞苑』は有名な辞書ですね。辞書と百科辞典の要素を含むというキャッチフレーズで売った本です。最近、売り上げが落ちているようですね。理由は二つあります。 一つは、戦後の進歩的文化人の思想が書かれた辞書で、社会主義・共産主義の立場で…
○読書療法について日本では、読書療法はまだ整備されていない現状ですが、本との出会いは、人生を大きく変えることがあります。日本読書療法学会を寺田真理子さんが立ち上げています。こんごの活動に期待したいところです。気分が落ち込んだときや、頭がごち…
ライフレビュー(回想法) 精神科医のバトラーが提唱した回想法(ライフレビュー)というものがあります。これは、高齢者が自分の人生を振り返り(幼少期・ふるさと・学生時代・仕事・家族・恋愛・流行)、他人に語りかけることで、人生に新たな意義を見出す…
スウェーデンボルグの墓の記述 スウェーデンボルグは学者でもあり、幽体離脱をした霊能者でもありました。彼の『霊界日記』は今でも心霊科学では必要な書物となっています。スウェーデンボルグの記述の中に、墓にたいする記述があります。そこには、「きちん…
先日、親戚の方が亡くなりました。最後にお目にかかったのは、身内の結婚式のときでした。そのとき、その方は「私は五木寛之の仏教的人生論の著作を読むのが好きで、心の支えにしてきた」としみじみと語ってくれました。 それ以来、私も五木寛之の著作を読む…
死の受容について 精神科医のロスは『死ぬ瞬間』の中で、余命を知らされた人間が、どのようなプロセスで死を受け入れるかを5段階で説明しました。この『死ぬ瞬間』は終末医療(ターミナルケア)のバイブルと呼ばれ、ロスはその後、スピリチュアルリーダーと…
理想の老い(サクセスフル・エイジング)を考える際に、三つの対照的な考え方があります。以下に示します。 1活動理論 現役時代さながらに活動的に過ごす。趣味や社交に打ち込む人もいれば、仕事を続ける人もいる。 2離脱理論 社会活動は主観的幸福感を高め…
老いの心理学 幸福に老いることを「サクセスフルエイジング」と言います。家族や友人、知人たちとの人間関係や支えの「ソーシャル・サポート」(家族・同級生・趣味のつきあい・病院・行政・元仕事仲間・ご近所など)も重要です。個人差はありますが、友人が…